技術やスピード、戦術面などの出来について尋ねても李監督は首を横に振るばかりで、「まだまだこれからです」という言葉を繰り返した。
2得点した小笠原も試合前日に修学旅行から帰ってきたばかりだ。「睡眠時間は毎日5時間くらいで、コンディションはあまり良くなかったです」と言いながらも、軽やかなドリブルは切れ味があり、日大鶴ケ丘の守備陣を混乱させた。
前チームからのレギュラーで、昨年は主に右の2列目を担当。第104回全国高校選手権東京予選Aブロック決勝にも出場したが、堀越に2-7の大敗を喫した。「今はまだ全然チームが出来上がっていませんが、これから質の高いトレーニングを積んで去年のチームを上回る力をつけたい」と話し、「インターハイと全国選手権に出ることと1年でプリンスリーグに復帰することを目標に頑張っていきます」と新チームが掲げるテーマを代弁した。
前後半を通じてほとんどピンチを招かなかった守備陣をリードした主将のCB塚越悠介(2年)は、「そう簡単には点を取れないと思っていましたが、そんな中でも焦らず無失点に抑えられたのは良かった。ボランチの素早いプレースバックや守備ラインが競り勝てたのが要因だと思います。新チーム発足時に比べ、だんだんと動くが良くなってきましたが、もっともっとレベルを上げていきたい」と決意を示した。
(文・写真=河野正)
▽令和8年度関東記念大会東京予選<
令和8年度関東記念大会東京予選

