尚志イレブン

 尚志は昨年度の選手権前に練習試合で対戦。2-4で負けており、石井は嫌なイメージを持っていたというが、両チームともに当時とはメンバーが違う。「プリンスリーグでもマリノスと引き分けたり、それなりにやれていたゲームはあった。選手にはプリンスと同じぐらいのレベルだよと話はしていた」と口にするのは高橋健二監督で、この日は上位候補との声も多かった尚志が相手でも怯むことなく試合に入った。

 最初の見せ場は前半10分。尚志陣内でFKのチャンスを得るとMF8工藤琥珀(3年)がゴール前に入れたボールを石井がヘッド。このボールが尚志の選手に当たってゴールネットを揺らし、矢板中央が幸先よく均衡を崩した。

 「矢板中央さんは蹴ってくるので、1人余らせてプラスワンで回収するのが目的でした」とMF8星宗介(3年)が明かすように3バックでスタートした尚志は、失点を機に4バックに変更。上手さを発揮したDF5寺田悠真(3年)、MF10若林衣武希(3年)を起点にボールを動かし、MF6奥村玲央(3年)とMF7大熊瑠空(3年)のサイドアタックを引き出す。

【次のページ】 2回戦 尚志 vs 矢板中央(3)

▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)