
中津東 vs 大分
25分には左CKからDF矢野晃也(3年)がドンピシャのヘディングシュート。26分にはMF7佐藤成(3年)が競ったこぼれ球を拾った吉良がゴール前に入っていったが、ともに追加点とはならなかった。「後半は攻撃がやりやすくなったのですが、狙いが裏ばかりになり過ぎた。ボールが回らず苦しんだ」と佐藤は反省を口にしたが、70分間通じて狙い通りの試合運びを披露し、大分にとっては快勝といえる試合だった。
今年の代は入学してからインターハイ、選手権、新人戦とずっと準優勝が続いてきた。「準優勝が続いて苦しかった。(今年の新人戦で負けたから)ミーティングで一つひとつに拘ったし、私生活から変えていって、みんながサッカーだけに集中する雰囲気になった」と振り返るのは佐藤。ミーティングではセットプレーの細かな部分まで全員で話し合い、突き詰めてきたという。「みんなで喧嘩みたいな言い合いをしながらやってきた中で、勝ち取った優勝なので凄く嬉しいです」と続けたように苦しみながら手にした頂点には価値がある。準優勝の呪縛から解き放たれたチームの成長はこれから更に加速してきそうだ。
(文・写真=森田将義)
▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大分予選
令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大分予選

