全国の舞台は50大会ぶり。「正直、初めてのことなので、今はまだ全く見当もつかない」という指揮官だが、自主性を重んじる畝傍スタイルは、ここでもブレることはない。「彼らと相談しながら作っていきたい。これまでやってきたことを土台にしながら、何を積み上げるかを一緒に考えたいと思っています」と上間監督が語ると、岩田も「この2か月で全国でも勝てるチームを作って、しっかり爪痕を残して帰ってきます」と意気込んだ。

 昨年のリベンジを果たすと共に、5年連続で冬の選手権予選を勝ち抜いていた絶対王者・奈良育英を決勝の舞台でついに破った畝傍。奈良の高校サッカーに新風を吹き込んだ古都の秀才軍団が、全国の舞台でどんな活躍を見せてくれるのか楽しみだ。(文・写真=梅本タツヤ)

▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)奈良予選
令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)奈良予選