後半開始直後に3点目を決めた飯尾も、「後半の最初の1点は絶対に自分たちが取ると話していた」と明かした。前半終盤に押し込まれた反省を共有し、チーム全員で修正したことが勝因だったという。「自分たちは改善する力がある。良くない流れがあれば話し合って修正できる」と胸を張った。

 また、4点目を演出した松永もチームの成長を強調する。「去年全国に行けなかった悔しさがある。みんなで全国に行けないなんてありえないと言い合っている」と語った。今季の静岡学園はサイド攻撃だけでなく、セットプレー、ミドルシュート、中央突破と得点パターンが豊富。この日も6得点すべてが異なる流れから生まれた。松永は「今日みたいに多彩な得点の形を増やしていきたい」と先を見据えた。

 全国大会まであと一つ。6月7日にエコパスタジアムで行われる決勝の相手は、昨年は準決勝で敗れた浜松開誠館だ。静岡学園はその因縁の相手にリベンジを果たし、2大会ぶりの全国切符をつかみに行く。

(文・写真=西山和広)

▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選
令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選