殊勲の森は「リーグ戦を含めて今年の公式戦初ゴールです。相手のパスをうまく奪えたので決められて良かった。うちはストライカータイプの点取り屋がいないので、みんなで助け合って得点を狙うようにしている。流れの中でもセットプレーからも、守備ラインが点を取るケースが多いんです」と説明した。

 28分にはFW植田雄太郎(3年)が強烈なシュートを放ったが、ポストに弾かれ3点目を取り損ねた。

 逆転された東京は次々と選手を入れ替え、先制後に閉そく状態となった攻撃をてこ入れしたが、敵の守りを切り崩す形を1度もつくれなかった。昨年の総体予選は1次トーナメントブロック決勝で、ベスト8入りした多摩大目黒に0-1で惜敗という結果だったが、今回は80分を通じて持ち味をほとんど出せなかった。

 主将の黒川は消沈した表情を浮かべながら、「先制するまでは良かったのですが、その後はチームとしてまとまりがありませんでした。守りにしてもボールの奪い所が定まらなかった」と振り返る。ハーフタイムに修正しようと話し合ったそうだが、後半もズルズルと時間だけが経過してしまったという。

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▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選