学校は中高一貫となり、現3年生が高校から入学した最後の学年で、現2年生以降は中学受験での生徒だけだ。そんな事情もあって少数精鋭の部員でやり繰りしているが、石川監督は「2次トーナメントも格上が相手になりますが、1戦1戦全力を尽くし、積み上げてきたものを出し切れたらと思います」と次のステージをにらんだ。

 的確なコーチングとパンチ力抜群のキック力を披露した主将のGK田中雄大(3年)は、「新人大会の頃、走れないし声も出ないチームでしたが、練習を重ねてきたらようやく戦えるようになりました。2次は強い相手ばかりなので、自分たちのスタイルをしっかり貫いてベスト8を目指したい」と目標を語る。シュートストップが強みだという184センチの守護神は「帝京のようなパスサッカーが理想です。自分たちも後ろからつないで前線が決めるのがチームカラーなんです」と逆転勝利に機嫌が良かった。   

(文・写真=河野正)

▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選