開成 vs 明大世田谷

 そのFW11澤田は前線からチェイシングを続け、プレスをかけ続けた。その代償か、最も踏ん張らなければならない後半最終盤、両足がつる状況に。しかし交代カードを使い切ったため、ベンチに下げることもできなかったが、それでも走り続けた。「チェイシングは僕の役割。いっぱい走ることはチームのためになりますから」と頼もしい一言だった。

 できるだけ最終ラインを高く保ち、中盤を密集状態に。首尾よく奪ったら即カウンター。まさに狙い通りの得点であり、戦い方でもあった。それらを支えたのは強固且つ積極的な守備だ。

 個の力で上回る明大世田谷のサイド攻撃をことごとく封殺したDF5小林は「ひとりでもさぼったらやられてしまう相手に対して、まずは1対1では絶対に負けないようにすること。それからチームの連係で相手を止める、このふたつを意識しました」と話すなど、チーム全体で集中した守備を全うでき、ほぼ決定機を与えなかった。

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▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選