
成立学園MF13神園奏汰(3年)が決勝ゴールを決める
その後、実践学園の反撃を凌ぎきった成立学園。ピッチに延長終了を告げるホイッスルが鳴り響き、全国大会出場を決めたイレブンに歓喜の瞬間が訪れた。
成立学園の試合巧者ぶりが際立った一戦となった。相手に押し込まれる時間が長くても、最後までチームがバランスを崩すことがなかった。それ故に、「耐え抜いた」ではなく、相手を「上手くいなした」という印象が強く残った。自分たちがペースを掴めなくても、ボランチに入ったキャプテンのMF6齋藤楓(3年)を中心に我慢強く戦える。相手のシュートがことごとくGKの正面に飛んだのもDF陣がそれ以外のコースを消していたから。思い通りにいかない時に現実的にできる最大限のことをする。その意識がチームで統一されていたことがこの勝利に繋がった。
実践学園は関東大会予選で敗れた相手。そこにリベンジを果たし、全国を決めた。これで今大会は5試合を勝ち抜いたが、同リーグを戦うT2の東京実業、プリンス関東1部の帝京、そしてこの試合ではT1の実践学園と、格上を含む難敵たちに打ち勝ってきた。この試合で得点した2人は途中出場から結果を残したが、それこそがチーム全体が同じ意識で戦えている証だろう。
▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選

