計20分の延長ではともに1本ずつシュートを放ち、浦和南は前半3分に富沢の蹴った右CKから矢野が惜しいヘディングシュート。埼玉平成は後半6分の梶の一打がGK目黒悠空(3年)に阻まれ、延長では決着がつかずにPK戦へ投入した。

 両校のGKが見せ場をつくった。まず目黒が、先蹴りの埼玉平成の先頭と2番手のシュートを続けてストップ。岩下も浦和南の1番手のシュートを止め、4人蹴り終わって2-2。目黒が埼玉平成の最終キッカーを止めれば、浦和南は枠を外してしまい6番目に入った。すると目黒がまたしてもパンチングで弾き飛ばしたのに対し、浦和南はFW萩野朝陽(3年)が確実に決め、PK戦を3-2で制した。

 目黒は6人のうち実に4人のキックを手で3本、左足で1本はね返した。一躍この日のヒーローとなった守護神は「全部止めるつもりで守りました。勘というより相手の動きや間合いから、飛んでくるコースを読んだらうまく当たったんです」と喜ぶ。逆を突かれたのは決められた2本だけだ。

 キックの精度が持ち味という183センチのGKは、「2失点を除くと危ない場面はほとんどなかった。DFが体を張って守ってくれました」と胸を張り、「ただうちはセットプレーが強みなのに(セットで)2点目を取られたことは反省したい」と自ら課題を挙げた。

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▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選
令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選