先蹴りの埼玉栄は先頭と2番手のシュートを止められ、4人終わって3人が失敗。2人が成功していた浦和東は4番目の冨田が慎重に決め、3-1で勝った。

 PK戦に入る直前、浦和東はGKを會田徠人(3年)に代えたのだが、これが見事に図に当たった。

 タッチライン際で出番を待っていた會田だが、なかなかプレーが途切れず延長後半のタイムアップが近づいた時、チームメートがボールを蹴り出して交代できた。

 「ちょっと、やばいんじゃないかと少し焦りました」と苦笑した會田は埼玉栄の先頭と2番手のシュートを左に跳んで連続セーブ。ふたりとも2回戦と同じ順番で、蹴ったコースも同じだった。「スカウティングのデータを信じて左に反応しました。せっかく使ってもらったので、最低でも1本は止めようと思っていましたが、3本とは出来過ぎです」と照れくさそう。

 4人目のキックは右に跳んで懐にがっちり収めた。1人目をセーブした時だけガッツポーズをつくったが、あとの2回は喜びの表現がなかった。「止めるのが当たり前なので、派手に喜んでも仕方ないですからね」と事もなげに言うのだから、PK戦にはよほど自信があったのだろう。

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▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選
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