
新城GK1田野広人
キャプテンのDF10若松碧斗は「無失点で抑えられたことは良かったです。ただカウンターで点を取るところは、まだ足りないと思いました。スペースを消してカウンターで取るところはうまくいったんですけど、個々には課題があるので、もっと詰めたいです。あとはセットプレーですね。相手も大事にしているので、そこで上回って取り切りたいのが反省です」と振り返った。バックラインとして「絶対取られない」という声を出し続けたことも語り、100分間の緊張感を「ピリピリした空気でやれました。相手の勢いも自分たちの勢いもあって、しびれた試合ができて、正直嬉しい感じです」と振り返った。
PK戦で1本目を止めたGK1田野広人は「セットプレー、特にロングスローが経験したことないぐらい飛んでくる。そこは特に意識してやらせない気持ちでいました。延長後半の頭ぐらいから、これはもう動かないんじゃないかと思って、PKを意識していました。蹴る前から1人目は右で行こうと決めていて、相手キャプテンだったので思い切って止めました」と話した。準備と覚悟がその一本につながったことがよくわかる言葉だった。
一方、敗れた厚木北の渡邊監督は「3年生に申し訳ない気持ちでいっぱい。自立を促すため問いかけながら進めてきたが、最後の一歩を伸ばしてあげられなかった。真面目な子が多く、もっと力を出せたかもしれない」と時折、声を詰まらせながら悔しさをにじませた。
新城は次戦、強豪・相洋と対戦する。萩生田監督は「今日やったことを変えずに、体と心を整えて臨む」と語り、キャプテンの若松も「次戦に向けて一つひとつの細部にこだわっていきたい」と意気込んだ。
(文・写真=西山和広)
▽第105回全国高校サッカー選手権神奈川予選
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