川口東 vs 滑川総合

 川口東は後半開始からボランチの綾部を最前線に配置し、右ウイングバックだった藤倉世凰(3年)をシャドーに上げて攻めのバリエーションを増やそうとした。

 決勝点は早々と3分に生まれた。高橋の入れた左CKをGK平野が触り、そのこぼれ球をDFがクリアした。ところがこの勢いのあるボールが田中の左足に当たり、そのままゴールインしたのだ。

 前後半を通じ、左から何度も豪胆な突破を試みていた田中は新チームになってからレギュラーに定着したが、昨年は1度だけ悔しい思いをした。「去年の1次予選も出場させてもらいましたが、びびっちゃってシュートを打てる状況でもパスを要求できなかったんです。だから今年は積極的にボールをもらい、得意のドリブルとシュートでチームに貢献しようと誓いました」と会心の笑みを振りまいた。代表決定戦について尋ねると「積極的に攻める姿勢は変わりませんが、自分はウイングバックなので守備もしっかり頑張りたい」と基本に忠実な姿を示した。

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▽第105回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第105回全国高校サッカー選手権埼玉予選