5年ぶりのタイトルを目指す優勝候補の一角ともなれば、選手への注文や苦言が多くなるのも当然だろう。浦和東との準々決勝に向けては興味深いことを述べた。「去年は(準々決勝で対戦した)敵(武南)の分析をやり過ぎたので、今回は相手どうこうよりも自分たちの良さをしっかり出したい。優勝するにはうまいだけではなく、(相手にとって)怖い選手になれるかがポイントですね」と37歳の指揮官はこう抱負を口にした。     

 決勝ゴールをものにした西武台の大黒柱、主将の高橋はJリーグ大宮アルディージャのジュニアとジュニアユース出身とあり、高い技術を身に付けている。FKをねじ込んだ場面について「キーパーの動きを見てからしっかりコースを狙って蹴りました。ジャンプして壁がずれるので、まず藤崎にフェイクを入れてもらってから打ったんです。キックには自信があります」と満面に笑みを浮かべながら答えた。     

 ただ試合内容については反省点が多かったという。「先制した後さらにギアを上げないといけなかったのですが、少し緩みが出て失点してしまった。相手のほうが試合勘やうちを倒そうという勢いもあった。次の浦和東戦は試合の入りから集中してパワーを前面に出して戦いたい」と意気込みを示した。     

(文・写真=河野正)

▽第105回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第105回全国高校サッカー選手権埼玉予選