ゴールを決めた青森山田MF7石井珂那汰

 延長開始5分、左サイドの斉藤が切り返して右足でゴールに向かうアーリークロスを送ると、途中出場のFW17北島京悟(2年)が頭で合わせ、ついに均衡を破る。さらにその2分後には、右サイドから北島がグラウンダーのクロスを供給。こぼれ球をMF7石井珂那汰(2年)が押し込み、追加点を奪った。一気に苦しい展開となった野辺地西は、CKなどから反撃を試みるが、青森山田は最後まで集中力を切らさず、伝統の「ゴールを隠す守備」でシュートを打たせない。試合はそのまま2-0で終了。

 青森山田が10年連続となる野辺地西との青森頂上決戦を制し、1997年の第76回大会から続く選手権青森予選30連覇を達成。自らが持つ歴代最長連続出場記録を更新した。

 一方、現校名で最後の選手権に臨んだ野辺地西は、悲願の初優勝にあと一歩届かなかった。

(文=古部亮 写真=新保克詞)

▽第105回全国高校サッカー選手権青森予選
第105回全国高校サッカー選手権青森予選