前半の出来については「全然駄目。ハーフタイムに改善点を話し合い、みんなで共有して後半に入りました。前向きに話し合えたことで、全員の動きが良くなったと感じています」と主将は分析する。5年ぶりに県大会については、「とにかく目の前の試合に全力を尽くし、ひとつでも多く勝てるように頑張ります」と謙虚な抱負を口にした。
昨年6月からレギュラーとなった2年生の司令塔である原は、「視野の広さが自分の最大の特長です」と説明した後、「前線の爆発力はすごいと思います」とチームの長所も付け加えた。技術が高く、パス出しの上手なMFは「県大会に出てくるチームはどこも強いので、泥くさく戦って下克上を狙いたい」と話した。
就任2年目で全国高校選手権予選を含め、初めて県大会の出場権を手に入れた諸井監督は「前半はどうも雰囲気が良くなかったのですが、後半に向かう時は笑顔が戻っていたし、選手同士で前向きな声掛けも見られました。これなら大丈夫と信じて後半のピッチに送り出したんです」と、その時の様子をこう語る。
新チームは4バックと3バックを併用し、小宮山と原の展開力や藤井の決定力で勝負するのが現段階での強みだという。ひとりで複数のポジションをこなせることも特長のひとつだそうだ。
諸井監督は「負けん気の強い選手が多く、試合を通じて成長しています。県大会ではテンポ良くボールをつなぎ、集中力を継続してしっかり守る自分たちのサッカーをやりたい」と展望。まずは初戦を勝ち抜くことが第一目標となる。
(文・写真=河野正)
▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選
令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選

