10人の正智深谷が試合終盤に逆転!関東一を退け16強

 1月2日、第95回全国高校サッカー選手権大会2回戦で関東対決が実現。関東一(東京B)と正智深谷(埼玉)の一戦は立ち上がりから関東一が積極的に攻め込む。2分左サイドで細かいパス回しから、関東一9番景山海斗がエリア内に侵入しシュートまでもっていきこの試合のファーストシュートを放つ。7分には10番冨山大輔のサイドチェンジから右サイドの6番菅谷拓未がクロスを上げチャンスをつくりゴールに迫っていく。9分、ショートコーナーから6番菅谷がクロスを上げると、相手の手に当たりPKを獲得。これを10番冨山が蹴り込み、相手GKに止められるも、詰めていた11番林健太が冷静に押し込み先制に成功する。更に攻勢に出る関東一は22分、10番冨山がエリア外からの強烈なミドルシュートは惜しくもポストに嫌われる。追いつきたい正智深谷だが、25分に退場者を出し10人での戦いを強いられる。攻撃に人数をかけられずなかなかチャンスを作れないでいたが、40分、42分とセットプレーからゴールに迫りチャンス作るが1点のビハインドを背負ったまま前半終了。

【次のページ】 終盤にドラマが