新人戦王者の昌平、後半に一挙5点 2年連続2度目の関東大会出場へ
春の日差しが降り注ぐ埼玉スタジアム第二グラウンドで4月29日(土)、平成29年度 関東高校サッカー大会 埼玉県予選準決勝、昌平vs浦和西が行われた。
立ち上がり、浦和西が勢いに乗り昌平陣内に押し込むが、徐々に昌平がボール支配率を上げていく。昌平は7番山下勇希と13番原田虹輝のダブルボランチを中心に、長短を織り交ぜたパスとドリブルで、浦和西のバランスを崩しにかかる。一方浦和西は守備に回る時間が長くなるも、10番遠藤寛紀が自由に動き回りボールを触り、11番森喜紀が裏を何度も狙いチャンスを作る。
試合が動いたのは後半開始直後30秒。
昌平は13番原田虹輝・10番渋屋航平・9番佐相壱明の3人がショートパスで中央を崩しにかかる。浦和西DFが足を出したボールのリフレクションが、サイドに流れた10番渋屋航平の足元へ収まってしまう。中央やや右から放たれたシュートは浦和西GKの手をかすめ左隅へ突き刺さる。昌平が1-0と先制に成功。