前橋育英イレブン(写真=松尾祐希)

 シュート本数は23対3。前橋育英が圧倒的に押し込みながらも奪ったゴールは僅かに1。相手の堅守に苦しみながらも、高校サッカー選手権群馬県予選決勝では2年前の全国王者・前橋育英が健大高崎を1-0で下し6年連続の選手権出場を決めた。

 今年の前橋育英はプリンスリーグ関東を5位でフィニッシュ。県内の大会は新人戦、関東大会予選、総体予選、選手権予選と優勝を果たし県内4冠を達成した。選手権予選決勝ではCB松岡迅、主将のMF渡邉綾平、FW久林隆祐が大学入試の影響で欠場するも見事に6連覇を達成し、全国切符を手にした。

 本大会では青森山田(青森)、富山第一(富山)、米子北(鳥取)、前橋育英(群馬) 、昌平(埼玉)、興國(大阪)など強豪ひしめくAブロックに入った。2年ぶりの頂点を目指す戦いは12月31日のプリンスリーグ九州所属の神村学園(鹿児島)との1回戦からスタートする。

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▽第98回全国高校サッカー選手権群馬予選
第98回全国高校サッカー選手権群馬予選