行友祐翔(高川学園/3年)
ポルトガルでプレーする翔哉を兄に持つアタッカーは、50m6秒ジャストのスピードが持ち味。本職はFWだが、今季は右SBにもチャレンジするなど多彩な動きを見せる。

鈴木悠哉(徳島市立/3年)
入学時からシュート感覚が評価されてきたストライカーで、決して大柄ではないがポストプレーも上手く、前線の起点として機能する。潜在能力は高いため、大暴れに期待だ。

八尋馳(柳ヶ浦/3年)
「高校でサッカーを続けるつもりはなかった」というが、中学の先輩がいた縁で入学した柳ヶ浦で秘めた才能が開花。身体能力が高く、速さと馬力でフィニッシュに持ち込む。

高岡伶颯(日章学園/3年)
高校卒業後にサウサンプトン入りが内定しているトッププロスペクトだ。俊敏性とタフさを兼ね備えており、貪欲にゴールを狙う姿勢も光る。守備でもハードワークを厭わず、攻守でチームに貢献できる逸材はキャプテンとしてチームを頂点に導けるか。

西山蒔人(国見/3年)
名門校復活のキーマンだ。昨季からレギュラーとしてプレーし、インターハイでベスト4を経験。10番を背負った今季は万能型のストライカーとしてチームを牽引している。ポスト役、裏抜けをこなすだけではなく、クロスへの反応も鋭い。多彩な役割をこなす点取り屋が今大会の主役になる可能性は十分にある。

 (文・写真=森田将義 松尾祐希)

▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)