森亮太アカデミーダイレクター (写真=アルビレックス新潟提供)

 2019年度から”Ekkono Method(エコノメソッド)”を一貫したビジョンとして導入し、4月1日にはアルビレックスフットボールパークがオープンするなど、近年変化が目まぐるしいアルビレックス新潟。今回は2019年6月にアカデミーダイレクターに就任した森亮太氏にお話をお伺いした。
※インタビュー収録日:4月10日

――アルビレックス新潟のアカデミーダイレクターに就任された経緯、また、具体的な業務内容について教えてください。

 経緯としては、以前千葉県市川市にありますFC市川GUNNERS(元アーセナルSS市川)に居まして、その際アルビレックス新潟から声をかけて頂きました。2019年度に新しいメソッドを導入しクラブ運営をしていくにあたり、育成の統括をしてほしいとのことだったので、引き受けることを決めました。私のスペインでの経験、またスペインサッカー協会レベル3のライセンスまで取得しているという部分も評価頂いての事でした。業務内容としては、アルビレックス新潟の育成部の統括になります。現場で指導するわけではないですが、現場に出てトレーニングや試合を見ますし、育成部の目的はトップに選手を送ることでもあるので、トップチームの活動や他のJクラブの活動等も見ます。育成からトップまで全てのカテゴリーに足を運び見て、育成部の各カテゴリーコーチの方々ともクラブハウスで会いますので、常にコミュニケーションを取っています。

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