(写真=アルビレックス新潟提供)

――4月1日(水)にアルビレックスフットボールパークをオープンするなど、メソッドなどのソフト面に加えてハード面の強化も更に試みていることと思います。現状のクラブとしてのストロングポイント、更に強化すべく方針などあれば教えてください。

 アルビレックスフットボールパークでは主にU-12世代の活動拠点となります。クラブとしては活動拠点が増えた形です。長岡市にもU-15長岡がありますから、チームは(新潟県内を)広範囲で選手達を見ることが出来ています。クラブのストロングポイントとしては、スタジアム/トレーニング施設や設備、監督/コーチ/スタッフの情熱、そういった良い環境が整っていて、また多くの新潟県民の方々にも応援して頂けているのが挙げられます。有難いことに非常に多くの方にアルビレックス新潟を認知していただいて、特にホームゲームの入場観客者数も多いですし、街ゆく車にアルビレックス新潟のスティッカーを張って頂いたり、街中にはクラブの自動販売機を設置頂いたり、皆さんに後押し頂いています。今後はアルビレックスフットボールパークでU-12やスクールも更に拡大していき、メソッドを使ったプレーモデルもトップチームからスクールまで統一していきます。全カテゴリー同じアイディンティティを持って活動していくのがクラブ戦略になります。

――新型コロナウィルスの感染拡大局面ではございますが、アカデミー内で工夫して行っている取り組みはありますか?

 新型コロナウィルス対策用プロトコルに則って、安全に活動をしています。また地域やクラブの状況に合わせてアレンジしたものを選手に配布し、実践しています。勿論、まずは健康管理に努めながら活動していますし、オンラインサービスを利用し、動画/映像配信や家で出来る課題を与えたり、リモートワークを上手く使い活動している状況です。スタッフも普段から互いに充分に距離を取り、テレビ電話を使いミーティングをしています。一刻も早く新型ウイルス感染が収束し、日常の生活やアカデミー活動も通常に戻るのを心より願っています。

(取材=編集部 写真=アルビレックス新潟提供)