――中村さんの事業が魅力的だなと感じたのは、スポーツ一辺倒の留学ではないところ。語学が学べて4年生大学の学位が習得できるという点は将来的にも大きなアドバンテージになりますよね?
そもそもサッカー留学というと、プロを目指すための留学が主流だったと思うんです。ところがプロへの道は険しいし、夢半ばで日本に戻ってきた時には日本の就職の波には乗り遅れているし、資格なども何も取れていないという厳しい現実が多いんです。
でも、アメリカの大学のいいところは、大卒の学位がしっかりと取れるというところ。しかも本人次第という点もありますが、仕事として使えるレベルの英語力を身に付けることができるのも大きいと思うんです。卒業生の中からは楽天に就職した子もいますし、サッカーをしながら大卒や英語力といった将来に向けた武器を手に入れることができるのが、大きなポイントだと思っています。
――中村さんの今後の目標、夢を教えていただけますでしょうか?
引き続きアメリカの大学への留学サポートはしっかり継続していきながら、さらに広い範囲で、例えば金融・投資に関する知識や栄養に関する知識、語学に関するマネジメントなどトータル的なコンサルティングもやっていきたいなと考えています。「サッカーを武器にして海外に出ていきたい」という日本人のためのポータルサイトを立ち上げて、サポート、マネジメント、アドバイスの機会を提供していくことが今後の目標です。「語学・海外・スポーツ」が我々のキーワード。これらを結びつけたコンテンツを今後増やしていきたいと思っています。ぜひ実現したいですね!