九州産業大学サッカー部(写真提供=九州産業大学サッカー部)

――新チームについてはどういったところを目指しているか、また新チームの中心として期待している選手を教えていただけますでしょうか?

 新チームといっても昨年からのレギュラーは2人しか抜けていないので、そういう意味では去年からの継続と、全日本大学サッカー新人戦で全国3位になれたので、そこで伸びてきた選手などを中心としながら目指す方向などは変わらない戦いになると思います。そんな中で今年は2チームできるくらいの激しい競争になってくるかなと考えているので、それぞれのポジションで競争をしてもらいたいなと思っています。

 ただコロナの状況で新チーム作りも見えづらい部分もあるので、昨年からの継続にプラスアルファしていく形になると思います。

 それと新入部員も入ってきます。少なくとも2~3人はレギュラー争いに入ってくると思うので、そういう意味でも今年は楽しみなチームになるかなと思っています。

 また、おもしろい選手は新3年生のDF鷹巣直希。彼は対人やリーダーシップの部分ではいい物を持っていて、今年の中心になってくる選手で、中盤でいえば新4年生の下上昇大で、ボランチで相手を潰す守備の強い選手。新2年生の飯星明良は攻撃の組み立ての中心になる1人、1年からずっと出ている新4年生の駒木秀人などは得点源となる選手です。新3年の戸田海斗、新2年生の横畑匠海は、1年から試合に出ている選手で攻撃の中心的プレーヤー。攻撃の起点になり味方を使うのも上手い選手です。新4年生の橋口拳志なども100メートルを11秒前半で走るレフティのSB。彼なども期待できる選手です。この辺りの選手が中心になってくると思います。