九州産業大学サッカー部(写真提供=九州産業大学サッカー部)
――サッカーが上手くなりたいと思っている中高生へのアドバイスをお願いします
中学生、高校生というのは、自分の夢や目標に対しての評価が気になる年代だと思います。セレクションがあったり、トレセンがあったりする中で、他人との評価と向き合いながらサッカーをやっていると思うんですけど、夢を持って長く続けるということが重要かなと思っています。その結果として「プロになる」、「プロになれなかった」は出てきますが、サッカーが好きで長く続けていくことが大切だと思いますし、今日、明日の評価で一喜一憂しない、左右されないということも重要だと思います。それは子どもだけでなく親にも言えることだと思っています。
自分の目標を持って、長く、しつこく続けていれば「努力は必ず報われる」と思います。この「努力は必ず報われる」というのはお世話になった三浦泰年さんが色紙に書いている言葉なんですけれども、実際は報われないことも多いと思います。でも、努力したことが違った場面で活きてきたりすることが多いのも事実です。諦めずに、他人の評価に左右されず、サッカーを長く楽しく続けていってもらいたいなと思います。