――サッカー部OBには、日本代表のチームドクターを経験した大先輩もいます。
サッカー部の出身ではありませんが、去年の夏休みに浦高の卒業生を訪問し、病院を見学させてもらいました。人のためになる仕事だとあらためて感じ、医師になりたい気持ちがさらに高まりました。
――部活動と勉強を両立できるモチベーションやバックグラウンドはどこにあるのでしょう?
サッカーをやっていて得られるものと、一生懸命勉強して身に付くものって、つながっていると思うんです。必死にサッカーに打ち込んでいるから勉強できないわけじゃなくて、サッカーを続けているからこそ負けないたくましさや強さとかが蓄えられ、それが勉強にも生きてくると思っています。だから両立することの意義は大きいと信じ続けてやり抜く覚悟です。
(文・写真=河野正)