
西武文理・山口豊監督
「学識と技術の錬磨」「報恩の精神」「不撓不屈の精神」を建学の精神に掲げ、西武文理高校(埼玉県狭山市)は1981年に開校した。創立当初は普通科と理数科だったが、3年後に英語科を増設。現在は理数科1、普通科5の6クラスを編成し、適正に合ったコースを選択できるようになっている。
普通科のアカデミックチャレンジクラスは東大や京大をはじめ、国公立大医学部など最難関大学への現役合格を目指すクラスだ。
2015年にインターハイ初出場を果たしたサッカー部は実力的には中堅上位に位置し、部員の多くが難関私立大を狙うデュアルクラスとスポーツクラスに在籍して“文蹴両道”を実践している。
サッカー部の山口豊監督は、創立5年目の85年4月に新任として着任。長年に渡って強化と育成に携わり、常に安定した水準のチームをつくり上げてきたベテラン指導者だ。部の歩みなどをお尋ねした。