横浜F・マリノスコーチを経て、2011年に東京電機大学理工学部に教員として着任しサッカー部を監督として指導。2015年5月には、組織論を主としたスポーツ指導、講演や執筆などの事業を展開すべく株式会社Humanergy(ヒューマナジー)を設立した福富信也氏。

 「スポーツ指導に当たる監督・コーチはもちろんのこと、高校生や大学生アスリートにも本書を手に取ってもらい、競技生活を通じて社会に出ていく準備も進めてほしいと思っています」

 スポーツ事例から社会課題を解決するためのヒントを凝縮した1冊、「脱 トップダウン思考」は各書店、ウェブストアにて絶賛発売中だ。

■タイトル:脱 トップダウン思考(東京法令出版株式会社)
著者:福富信也

<推薦> 
元サッカー日本代表監督(現FC今治オーナー)岡田武史氏
正解のない時代に大切な「主体的に動く組織づくり」のヒントがここに書かれている―

<概要>
1,540 円(税込み)

■目次
はじめに

序章
01 不祥事はなぜ起こってしまうのか?
02 絶対解 最適解 納得解
03 チームを成長させる4つの段階
04 ストーミングを乗り越えたチームだけが得られるもの
05 これぞチームワークの真髄! 4×100mリレーの銀メダル

 

第1章 “心の安全”と“チャレンジを歓迎する風土”
06 「真の平和」を築き上げる条件
  ―「心の安全」が約束されていること、「チャレンジ」を歓迎できること―
07 「伝え方」と「受け止め方」を日常生活から意識しよう
08 「俺はいつでも話を聞くよ」
  ―受け入れられなくても受け止めることから始めよう―
09 健全な議論ができれば、「自分のチーム」という責任感が育まれる
10 リーダーは自らの一貫した価値観に基づき、「個別対応」をする必要がある

 

第2章 個人のマインド・成長
11 チームの強みを最大化
  ―シナジーを生み出すために一人ひとりが大切にしたいこと―
12 メンタルという言葉の本質を3つの視点から考える
13 自己理解を深めることが強いメンタルを育てる
14 理想の自分を求めて言語化にチャレンジする
15 一般化、汎用化、抽象化する思考をもつことが成長のカギとなる

 

第3章 チーム方針と多様性
16 リーダーが指針・判断基準を示すことでメンバーは自立できる
17 ミッション、ビジョン、バリューの大切さとは
18 役割分担で多様性を武器にする
19 「心の安全」を担保しつつ、「違い」、「多様性」を重視する
20 「弱点を補う」から「強みを生かす」へ
21 自己実現のために効果的に仲間を頼ろう
22 選手が自ら成長していける切磋琢磨の環境づくりをしよう

 

第4章 背後のチームワーク
23 チーム浮沈のカギを握る脇役の存在
24 チームは1つの生命体!
25 背後のチームの本質 

第5章 過去を生かす
26 自分たちの決断を正解にするための努力が大切
27 新しいリーダーは前任者の築いた土台を知ることから始めてみよう

福富信也氏

<著者紹介>
福富信也
横浜F・マリノスコーチを経て、2011年に東京電機大学理工学部に教員として着任しサッカー部を監督として指導。
日本サッカー協会公認指導者S級ライセンスで講師を務め、近年では上田西高校の選手権ベスト4進出(2018)や、ヴィッセル神戸天皇杯優勝(2020)など、幅広い対象へのチームビルディング指導を行う。
サッカー界のみならず、スポーツ全般、幼~高までの教育分野、企業などへの講演、研修会、セミナーなども多数。
2015年5月、組織論を主としたスポーツ指導、講演や執筆などの事業を展開すべく株式会社Humanergy(ヒューマナジー)を設立。

【購入】「脱 トップダウン思考」 (東京法令出版)
「脱 トップダウン思考」 (東京法令出版)