6月9日、令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)の予選決勝が6県で行われ、新たに6代表が決定した。
 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2019 関西所属で2015年度以来の全国を目指す三田学園と初の全国を狙う平成30年度兵庫新人戦(新人選手権大会)覇者の芦屋学園の一戦は、延長戦の末に三田学園が1-0で勝利し4年ぶりの2回目の全国、そして初優勝を飾った。高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2019 中国所属で3年ぶりの優勝を狙う広島皆実と初優勝を目指す如水館の広島決勝は広島皆実が前半に3点、後半に1点を奪い4-0で勝利し、3年ぶり15回目となる優勝を果たした。山形決勝は第97回全国高校サッカー選手権出場校で2年連続での全国を狙う羽黒がMF丸山凌巧の8分と27分の2発により前半に2点を先取。5年ぶりの全国を目指す日大山形に後半に1点を返されるも、逃げ切りに成功し大会連覇を果たした。
 岡山県は平成30年度岡山新人戦(新人選手権大会)優勝で大会連覇を狙う作陽が1-0で就実を振り切って2年連続23回目の出場。山口決勝では第97回全国高校サッカー選手権大会出場校で3年ぶりの王座奪還を狙う西京がPK戦の末に聖光を下し優勝を果たした。高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2019 四国勢の2校、新田今治東中等教育学校平成30年度愛媛新人戦(新人選手権大会)決勝に続き、総体予選決勝でも激突。新田は前半14分にFW福井健太がこぼれ球を押し込み先制に成功すると、その1点を守り切り1-0で勝利し、新人戦のリベンジを果たすと共に4年ぶりとなる全国総体出場を決めた。各都道府県の代表校の決定日および代表校は以下の通り。

▽北海道・東北
北海道予選:6月14日※2枠
青森予選青森山田(20年連続23回目)
岩手予選専大北上(初出場)
秋田予選秋田商(2年ぶり34回目)
宮城予選聖和学園(8年ぶり3回目)
山形予選羽黒(2年連続9回目)
福島予選尚志(10年連続12回目)

▽関東
茨城予選:6月19日
栃木予選:6月20日
群馬予選:6月16日
埼玉予選:6月23日
千葉予選:6月19日
東京予選:6月22日※2枠
神奈川予選:6月22日※2枠
山梨予選:6月16日

▽東海・北信越
新潟予選北越(12年ぶり3回目)
長野予選松本国際(2年連続4回目)
富山予選富山第一(3年連続28回目)
石川予選星稜(8年連続27回目)
福井予選丸岡(2年ぶり31回目)
静岡予選清水桜が丘(4年ぶり2回目)
愛知予選名経大高蔵(2年ぶり2回目)
岐阜予選帝京大可児(2年ぶり6回目)
三重予選四日市中央工(4年ぶり29回目)

▽関西
滋賀予選近江(2年ぶり2回目)
京都予選京都橘(2年ぶり5回目)
奈良予選五條(13年ぶり3回目)
和歌山予選:6月10日
大阪予選阪南大高(3年連続4回目)、関大一(13年ぶり4回目)※2枠
兵庫予選三田学園(4年ぶり2回目)

▽中国・四国
鳥取予選米子北(12年連続15回目)
島根予選大社(12年ぶり11回目)
岡山予選作陽(2年連続23回目)
広島予選広島皆実(3年ぶり15回目)
山口予選:西京(3年ぶり5回目)
香川予選四国学院大学香川西(2年ぶり11回目)
徳島予選徳島市立(6年連続18回目)
愛媛予選新田(4年ぶり7回目)
高知予選高知(7年ぶり15回目)

▽九州・沖縄
福岡予選東福岡(8年連続17回目)
佐賀予選佐賀北(9年ぶり10回目)
長崎予選長崎日大(2年連続6回目)
大分予選大分(2年連続12回目)
熊本予選大津(2年連続20回目)
宮崎予選日章学園(4年連続15回目)
鹿児島予選神村学園(3年連続6回目)
沖縄予選那覇西(2年ぶり16回目)、西原(12年ぶり5回目) ※2枠

▽令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)予選
令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)