三菱養和SCユース vs 前橋育英

 11月28日、高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関東の第17節が行われた。

 三菱養和会巣鴨グラウンドでは三菱養和SCユース(東京)と前橋育英(群馬)が対戦。ポゼッションで上回る前橋育英は序盤から主導権を握る展開。前半15分過ぎからは両サイドからアタックを仕掛け、三菱養和SCユースゴールを脅かす。すると前橋育英は前半43分、ゴール前で得たFKをV・ファーレン長崎加入内定のMF10笠柳翼(3年)がこれを直接決め1-0と前橋育英のリードで折り返す。

 後半も前橋育英がボールを握りチャンスを作るものの、三菱養和SCユースもセットプレーやカウンターからゴールをうかがう。一進一退の攻防が繰り広げられ、前橋育英の勝利が見えた後半アディショナルタイム、三菱養和SCユースはFW11須藤太一(3年)からのクロスにFW19依田悠希(2年)がドンピシャのヘディングシュートを叩き込み土壇場で追い付く。しかし間もなく試合終了のホイッスルが吹かれ、試合は1-1のドローで終了。前橋育英は勝点1を上乗せし、プレミア参入戦進出条件となる3位以内が確定。三菱養和SCユースは引き分けたものの勝点で3位以内の可能性が無くなり、今季のプレミア参入戦への道が絶たれた。

▽高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関東
高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関東