円陣を組む芝浦工大高イレブン

　試合終盤で同点ゴールを許してしまったことについては「最近の試合を見ていると、あの時間帯は東洋大京北さんのゲームになるだろうと思っていました。フィジカルの部分で整えられていないので、最後の20分で止まってしまうことは見えていて。だからこそ早めにゲームを決めておきたかったんですけれども、なかなか点を取れなかった。その部分が大きかったですね」と話した。

　チームの特徴について聞くと「これといって目立つものはないんですけれども、とにかくサッカーが好きだというところ。だからみんなで一生懸命、最後まで戦い抜くというのが大事だと選手たちは感じていると思います。3年生から1年生まで縦の関係もいいですし、その部分で支え合っているという感じかなと思います」と口にする。

　次戦への意気込みを聞くと「次はもう胸を借りるしかないので。こういう強いチームとゲームができるというのは、選手たちにとってはいい経験だと思うので、勝ち負けというよりは自分たちの糧にできるよう全力でぶつかることができればいいなと思います」と語った。