アメリカの各大学の監督やコーチ

 スタンドでは各大学の監督やコーチが、真剣な表情で選手の動きをチェックし、うなずきながらメモを取る姿が見られた。

 4年制大学の全米体育連盟(NCAA)1部リーグから8チーム、同2部から2チーム、全米体育協会(NAIA)から3チームの指導陣が訪れたほか、2年制の短大体育協会(NJCAA)1部リーグなど計16大学から監督、コーチ、スカウトが集まった。

 サンフランシスコにあるNCAA2部、アカデミー・オブ・アート大学のダニエル・ケークランド監督は、「レベルの高いたくさんの選手がいて驚いた。フィジカルの強いアメリカ人とは単純に比較できないが、技術が高く両足を使えて賢い選手ばかりでした。欲しい選手? 迷うくらい大勢いましたよ」と日本人高校生の水準の高さに感心していた。