「ピッチに立てなかった選手もいるけど、選手には選手権の舞台を経験してほしかった。あの場面に入れたことは大きいし、今後の目標にもなる。3年生が残してくれた財産だと思います」
こう振り返ったのは米澤一成監督だ。テレビで見ているのと、実際に味わうのでは全く意味合いが違う。百聞は一見にしかず。左ウイングでキレのあるドリブルを見せた伊藤湊太(新3年)は選手権をきっかけに飛躍を遂げ、U-17高校選抜とU-18日本代表に選出されるだけではなく、Jクラブから注目を浴びる選手になった。スカウト陣が訪れる回数も増え、周りの選手にも良い影響を与えている。米澤監督は言う。
▽第30回船橋招待U-18サッカー大会
第30回船橋招待U-18サッカー大会