第7節では、来季のJ1川崎フロンターレ加入が内定しているMF長璃喜(3年)が決勝点を挙げ、2位の前橋育英に勝ち点10の大差をつけて優勝した鹿島アントラーズユースを2-1で破った。この時点で3勝2分け2敗とまずまずの戦績だったが、第8節で青森山田に敗れると4連敗を喫してしまう。前期最終戦の東京ヴェルディユースには今季最多となる5失点で大敗し、10位で前半戦を終えた。12得点・20失点という数字も昌平らしくなかった。
後半戦が開幕する2日前の9月5日、芦田監督は調子が上がらなかった要因についてこう語っていた。「たくさんのシュートを打つことが勝つ確率を高めるわけですが、シュートが少ないので点も入らない。当然結果を出せない。失点の多さより得点の少なさが問題。そこが選手には物足りなかったはずだし、ストレスにもなったと思います」。
確かに昌平の攻撃力を考えたら、11試合で12ゴールは少なすぎる。
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