J選抜との対戦は叶わなかったが、須藤直輝は準決勝、決勝とゴールを決めて優勝に導いた。

先週は日本高校サッカー選抜の埼玉合宿に参加。専修大戦の4本目では持ち味を発揮してアピールした。

残念ながら「NEXT GENERATION MATCH」のメンバー入りとはならなかったが、そこはサッカー小僧。「やっぱりサッカーを見ているとやりたくなってきちゃって(笑)」。

準決勝は直前の移動だったこともあり先発を外れたが、ベンチでも「もうウズウズしてました。早く出たい、早く出たいと思って。出た時にはやってやろうと思っていました」。後半途中からピッチに入ると終盤にチーム6点目をマーク。そしてこの日も後半21分に鎌田のスルーパスに抜け出して3点目を奪った。千両役者ぶりに大和も「最後持っていかれた」と笑った。

高校選抜では唯一の1年生として年代のトップを経験。「やっぱり全国の高校の中でトップレベルで、間違いない選手が多くて、意識も高いし、オフ・ザ・ピッチのところも勉強になるところが多かった。本当に自分のサッカー人生の中ですごい良い経験になったかなと思います」。連覇を目指すデュッセルドルフ国際に出場するドイツ遠征メンバー入りもまだ可能性を残す。「行くのと行かないのでは全然違うと思う。海外のレベルも見てみたいし、肌で感じてみたいというのはあります」と須藤。この優勝を自信に変えて、4月の遠征メンバー入りを狙う。

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