村田智哉がオーベーヘッド弾!「彼をどこに置くかで戦術が変わる」今年の西武台の攻撃の核
序盤から正智深谷が球際の強さを見せて押し込む場面が目立った中で試合を動かしたのは西武台だった。前半24分、コーナーキックからの混戦をMF武笠隼季がヘディングシュート。これはクリアされたが、このボールに反応したMF村田智哉がオーバーヘッドでゴールを破った。1点を追う正智深谷は後半、10番のMF松山碧や高い運動量を見せたFW山本滉が起点となってサイドから押し込むが、西武台は主将の大川和貴、小野魁土、原田蓮斗の3バックを中心にボランチの武笠などもカバーに入って粘り強い守備で相手にシュートを打たせず。正智深谷は38分、DF深谷朋希のクロスにMF石井鼓太郎が走り込んで頭で合わせたがこれは枠を越えた。西武台はFW大野田駿の反転シュートがポストを叩くなど、何度かあった好機で仕留め切ることはできなかったが、前半の虎の子の1点を文字通り、全員で守り切って接戦をものにした。
▽令和元年度埼玉新人戦(新人選手権大会)
令和元年度埼玉新人戦(新人選手権大会)