1本目の途中から流れを掴んだU-17日本高校選抜は、2本目に入るとロングパスや裏抜けなどから得点をうかがう。すると16分、ゴール前の混戦からFW福田秀人(米子北)が押し込み同点とする。さらに25分にはDF宝納からのロングフィードを受けたDF鈴木大翔(尚志)がシュートを放つもGKにキャッチされ2本目を終える。
U-17日本高校選抜 vs 桐蔭横浜大
U-17日本高校選抜の3本目はGK藤澤芭琉(徳島市立)、DF豊田、DF津久井、DF宝納、DF保田、MF真田、MF廣井、MF高橋、MF篠田、FW福田、FW澤田というスターティングメンバー。
キャンプ最終日の試合になんとか勝利をつかみたいU-17日本高校選抜は3本目も奮闘。4分にはFW澤田佳憲(瀬戸内)が気迫のスライディングシュートを放ち、2-1と勝ち越しに成功する。
しかしリードを奪われたことで火がついた桐蔭横浜大は、7分に同点ゴールを奪うと、直後の8分にも得点を奪い2-3と再び逆転。
ここから意地を見せたいU-17日本高校選抜は25分、MF名願のクロスに抜け出したFW福田がシュートを放つ。しかしこのシュートはバウンドをしながらバーを直撃し、ゴールには至らない。
結局2-3のままゲームは終了しU-17日本高校選抜は大学生相手に3連敗。しかしフィジカルで上回る相手に対し、前2戦から守備を修正するなど大きく成長し、オフェンスでも個性を活かした攻撃を見せるなど今後の活動に大きな期待を抱かせる見事な戦いぶりだった。