早めの2枚替えが奏功!都立石神井が成城を4-1で下し初戦突破!

都立石神井のMF鈴木望夢は出場から5分で先制点を決めた(写真=多田哲平)

 令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選の1次トーナメント1回戦が5月14日に行われ、成城と都立石神井が対戦。都立石神井が4-1で勝利を収めた。

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 都立石神井は立ち上がり、成城の鋭いカウンターに苦しむ。16分には相手MF11稲吉凌平(2年)からFW9須田晃司(3年)へのクロスでヒヤリとするシーンを作られた。

 なかなかリズムを掴めない都立石神井だったが、27分の早めの交代策が奏功する。

 西田陽監督は、4-4-2の右SBにDF22吉川悠生(2年)、ダブルボランチの一角にMF18鈴木望夢(3年)を投入。吉川が豪快なオーバーラップを繰り返せば、鈴木は機を見てゴール前へと飛び出し、攻撃に厚みを加えていく。

 32分の先制点はその途中出場のふたりによってもたらされた。右サイドを駆け上がった吉川がクロスを供給すると、それを受けた鈴木望夢が冷静にDFをかわしてゴールを打ち抜いた。

 さらに37分の追加点を生んだのも吉川だった。右サイドを駆け上がりクロスを上げると、そのボールが相手DFに当たり、そのままゴールイン。

 前半終了間際には、ペナルティエリア内で果敢に仕掛けたFW11津藤亮哉(3年)のゴールでさらに加点し、リードを3点に広げた。

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