徳島市立、大量6得点で徳島商に”豪快リベンジ”!後半に戦局が一変

徳島市立は徳島商に6発大勝(写真=柏原敏)

 第101回全国高校サッカー選手権徳島予選決勝は、2年連続で同カードとなった。過去にも数々の名勝負を繰り広げてきた歴史のある強豪校同士。昨年は徳島商が優勝。果たして、今年の行方はいかに。

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 両者とも4バックが基本布陣ながら、2トップ気味の徳島商に対し、徳島市立は10番を背負うFW林秀太がトップ下のようなポジショニングで数的優位を生み出す役割を積極的に担っていた。

 前半は一進一退の攻防。両者ともサイドの奥行を狙う意図を汲み取れたが、その方法はそれぞれの持ち味が出た。端的に言えば、幅を取りながらビルドアップする徳島市立と、縦横にコンパクトな守備から飛び出していく徳島商。

 ただ、攻撃面の引き出しが多かったのは徳島市立。

 SBが幅を取りながらスペースを広げ、サイドハーフは内側に絞ったり外側に開いたりの駆け引きをしながら相手の隙をうかがう。そこに林が要所で関わって数的優位を探った。

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▽第101回全国高校サッカー選手権徳島予選
第101回全国高校サッカー選手権徳島予選