エースFW坂元一渚璃の決勝弾で三田学園を撃破!報徳学園が48年ぶりとなる選手権出場に王手
報徳学園イレブン(写真=森田将義)
11月3日、ユニバー記念競技場で第101回全国高校サッカー選手権兵庫予選の準決勝が行われた。第1試合の三田学園と報徳学園の対戦は1‐0で報徳学園が勝利した。
入学時からコロナ禍で無観客での試合が続いてきた今年の3年生にとって声出しが禁止とはいえ、1,565人もの観客の前で試合をするのは緊張感が違う。「入りはみんな緊張していました」と振り返るのは報徳学園のエースFW9坂元一渚璃(3年)だ。
「入りは繋ぐというより、ある程度背後という意識を持って、セーフティーな入り方をした」。そう話すのは報徳学園のMF7瀧田隼人(3年)で、両チームともに序盤はボールを奪ったら前に展開し、リスクを避けるスタイルで試合がスタート。試合が落ち着いてからはパスを繋ぎつつ、「今年からプリンスに上がって色んな経験し、(ポストプレーは)自信に繋がっている」という坂元を起点としたポストプレーからチャンスを伺った。26分には左クロスを坂元が落として、MF20中嶌大和(1年)がシュート。DFに当たったこぼれをMF8稲井想真(3年)が狙ったが、ゴールには至らない。
▽第101回全国高校サッカー選手権兵庫予選
第101回全国高校サッカー選手権兵庫予選