すると前半32分、大東学園がチャンスを掴む。FW澤田がドリブルで運んでシュートを放つも、中大杉並GK髙橋がファインセーブを見せ、得点を許さない。結局前半は中大杉並が1点をリードして折り返す。

大東学園 vs 中大杉並

 後半に入って先にチャンスを作ったのは大東学園。後半1分、FW澤田からのパスにDF5石井魁一(2年)がヘディングシュートを見せるも、ボールはバーの上に。8分にもMF小野潤也(2年)がミドルシュートを狙うも枠を捉えられない。

 中大杉並も反撃。後半10分、FW10秋山慧太(3年)がファーサイドへクロスを送ると、これを受けたMF7軍司悠太がシュートを放つもボールはバーの上に。直後の11分にもMF18萩野瑛二(2年)が左サイドからボールを運んでシュートを放つも枠内には飛ばず。

 白熱の試合は中大杉並がその後に1点を追加しリードを2点に広げると、大東学園の反撃を振り切って勝利。2回戦へと駒を進めた。

(文・写真=風間久志)

▽第101回全国高校サッカー選手権東京予選
第101回全国高校サッカー選手権東京予選