都立足立東のDF渡邊叶多(右)とDF根岸來夢(左)の献身的な守備も光った(写真=多田哲平)

 後半は都立足立東に流れを握られ度々ピンチを迎えたものの、4度のシュートはいずれも枠外に飛び、事なきを得る。攻撃では決定打はなかったが、最後まで集中を切らさずゼロ封に成功。

 終盤には双方とも足をつる選手が続出した総力戦は、結局スコアレスのままPK戦へと突入。そのPK戦ではGK12古川樹(2年)が相手の4本目をストップする健闘もあり、共栄学園が3-1で勝利を飾った。2回戦では都立東との対戦となる。

 かたや敗れた都立足立東は、展開力を見せた小清水や積極的な仕掛けを披露した千代田の他、DF4渡邊叶多(3年)のキャプテンシーや、その渡邊とCBでコンビを組んだDF2根岸來夢(2年)の献身的な守備が光った。

(文・写真=多田哲平)

▽第101回全国高校サッカー選手権東京予選
第101回全国高校サッカー選手権東京予選