駒場学園 vs 明学東村山

 なんとか追い付きたい明学東村山は後半19分、FW小林が左サイドから攻め上がりカットインからシュート。これがネットに突き刺さり、試合を振り出しに戻す。

 点の取り合いとなった試合は後半32分に駒場学園が再びリードを奪う。ゴール前左サイドからFKを獲ると、途中出場のMF17太田葵(3年)がこれを見事に決め、3-2と勝ち越しに成功する。

 またもや先行を許した明学東村山は諦めずに必死の反撃。すると後半アディショナルタイム、途中出場のFW11砂村海葵(2年)が右サイドでボールを持つと相手GKの位置を見つつミドルシュート。これがゴールマウスに吸い込まれ、明学東村山が同点に追い付く。

 試合は間もなくホイッスルが吹かれPK戦へ突入。先攻の駒場学園の1人目が成功後、駒場学園GK1吉津櫂生(3年)がいきなり明学東村山の1人目をストップ。その後も駒場学園は全員が成功し3-3からのPK戦を5-3で勝利。白熱のゲームをモノにし、2回戦へと駒を進めた。

(文・写真=風間久志)

▽第101回全国高校サッカー選手権東京予選
第101回全国高校サッカー選手権東京予選