後半に入っても都立松が谷が押し込む展開。3分、9分とCKのチャンスを作るものの、どちらもゴールは奪えず。17分にはMF10嶋田陽人(3年)、MF森川が相次いでシュートを放つも得点を奪うことができない。
工学院大附 vs 都立松が谷
再三のチャンスを決め切れずに重いムードが漂う中、都立松が谷はようやくゴールをこじ開ける。後半18分、工学院大附ゴールに迫ると、MF13青田康誠(2年)がシュート。相手GK1田中仁(1年)が弾き出したボールをMF14酒井正人(3年)が詰めるとボールはネットを揺らし、ついに都立松が谷が先手を取る。
すると後半30分過ぎから都立松が谷がゴールラッシュ。32分にMF森川がゴールを奪うと、33分にはMF井原がピッチ中央付近からドリブルで運んでネットを揺らす。さらに34分にはFW小林が絶妙のタイミングで相手DFの裏へと抜け出すと、GKとの1対1を落ち着いて決め、瞬く間にリードを4点に広げる。
工学院大附はFWファウラー丈が必死にボールを奪おうとし、ゴールへの執念を見せるも、都立松が谷のディフェンスを崩すことができず4-0で試合終了。序盤は得点が奪えず苦しみながらも後半怒涛の攻撃で勝利した都立松が谷が1次予選突破を決めた。
(文・写真=風間久志)
▽第101回全国高校サッカー選手権東京予選
第101回全国高校サッカー選手権東京予選