風間流C大阪U-15が初優勝!逞しさを増して遂げた”三度目の正直”

C大阪U-15はキャプテン平山大河を中心に主導権を握った(写真=松尾祐希)

 8月24日、第37回日本クラブユースサッカー(U-15)選手権大会・決勝が幕別町運動公園陸上競技場で行われ、セレッソ大阪U-15が横浜FCジュニアユースを3−1で下して初優勝を飾った。

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 過去に2度決勝に勝ち上がった経験があるC大阪。2018年はサンフレッチェ広島ジュニアユースと対戦し、後半アディショナルに0-2から追い付きながら土壇場で決勝点を奪われ、2019年はサガン鳥栖U-15に対して0−1で惜敗している。3度目の正直――。その中で迎えた今回のファイナルは序盤から主導権を握り、積極的に攻撃を仕掛けていく。

 4-4-2の布陣で挑んだC大阪はキャプテンを務める平山大河(3年)、金龍起(3年)のダブルボランチコンビを軸にボールを繋ぐと、MF伏見晄永(3年)、MF増田瑛心(3年)がサイドから局面を打開。2トップを組む安田光翔(3年)、小野田亮汰(3年)もボールを引き出し、フィニッシュに持ち込む。11分には左サイドから伏見がクロスを入れると、小野田が左足でシュート。続く23分には伏見が左足でミドルシュートを放つなど、相手を脅かすシーンが増えていく。そして、迎えた35分。左SB刈田琉唯(3年)の左CKに上山が頭で合わせ、待望の先制点が生まれた。

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▽第37回日本クラブユースサッカー(U-15)選手権大会
第37回日本クラブユースサッカー(U-15)選手権大会