12年ぶりのプリンス参戦の海星、ホームで勝ち点3を掴み取る

先制ゴールを決めた三重海星FW清水隼翔(写真=森田将義)

 15日、高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ2023東海は第3節を行ない、四日市市中央フットボール場Aフィールドでは海星(三重)と富士市立(静岡)が対戦。FW9清水隼翔(3年)とMF7山口翠海(3年)のゴールによって、海星が2-1で勝利した。

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 海星にとってプリンスリーグ参戦は12年ぶり。「(プリンスリーグになると)やっぱり技術が正確でミスがないし、隙がない。ここに来るなと思った所にボールが来るのでこれまでのようなアバウトな守備は許されない。県リーグとは、こんなに違うのかと久しぶりにプリンスの感覚を思い出しました」と苦笑いするのは青栁隆監督だ。主将を務めるFW13一見季斗(3年)が「相手チームの名前に押されている部分があった」と振り返る通り、開幕からの2試合は未勝利が続いたが、初のホームゲームとなった今節は負けるわけにはいかなかった。「力は向こうの方があったけど、今日はホームなので、勝点3を獲りに行くぞと言っていた」(青栁監督)。

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▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2023 東海
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