桐光学園が橘に5-0の大差をつけられたワケ…試合を分けた2点目

桐光学園のMF松田悠世が後半開始直後にPKを決めた(写真=佐藤亮太)

 令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)神奈川予選2次予選準々決勝が6月11日に行われ、橘と桐光学園が対戦。後半に4得点をあげた桐光学園が5-0で勝利を収めた。

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 前半は拮抗した試合展開のなか、30分、右サイドでパスを受けたMF10松田悠世がそのまま中央に切り込みシュート。これが決まり桐光学園が先制。1-0で折り返した。

 ハーフタイムには桐光学園サイドから檄が飛んだ。

 「ゲームは0-0と思おう。1-0では厳しい」

 「激しく厳しく。勝ちたかったら、良い守備から良い攻撃を」

 「徹底して戦うぞ」

 これが効いたのか、後半、桐光学園が攻勢を強める。42分、PKのチャンスをMF松田がきっちり決めて追加点。57分、左サイドMF11齋藤俊輔のクロスを中央でFW9宮下拓弥が押し込み3点目。

 68分には左サイドからドリブルで進入したMF14丸茂晴翔が流し込み4点目。手を緩めず、後半アディショナルタイムには途中出場MF16吉田晃大の右サイドからの浮き球をMF齋藤が5点目を決めた。

 シュート14本を放った桐光学園は良い守備から良い攻撃が試合を通して表現され、被シュート2本に抑えた。

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