神埼蒼靖がV弾!東山が府内のライバル校対決を制す

東山イレブン(写真=雨堤俊祐)

 令和5年度全国高校総体の京都府予選準決勝が、山城総合運動公園球技場Bで行われた。第1試合のカードは東山京都橘。府内のライバル校がファイナル進出をかけて激突した。

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 両チームがシュートを打ち合う幕開けから、時間の経過と共に『攻める京都橘、守る東山』という展開へ移っていく。京都橘は2トップの久保翔大(3年)と増井那月(2年)へボールを入れた素早い仕掛けや、中盤でキャプテンの西川桂太(3年)や松本海音(3年)が絡む攻撃を繰り出していく。16分には松本が、20分には久保がシュートを放つが、東山GK二川陽翔(3年)に防がれた。その後もFKやCKのセットプレーからフィニッシュまで持ち込む場面が何度かあったが、枠をとらえることができない。

 一方の東山は守備の時間が長い中で、最後の局面では相手に自由を与えずに高い守備力を発揮。志津正剛(3年)や海老原雅音(3年)の上級生や、本職は中盤ながら今季はSBでも起用されているキャプテンの濱瀬楽維(3年)らを中心に、失点を許さずに試合を進める。35分ハーフの前半はスコアレスで折り返した。

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▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)京都予選
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