老練監督監督率いる浦和南、聖望学園に5発大勝で2年ぶり16度目のファイナルへ
浦和南イレブン(写真=河野正)
第102回全国高校サッカー選手権埼玉予選は11月5日、NACK5スタジアムで決勝トーナメントの準決勝2試合が行われ、高校総体予選準優勝の浦和南が初の決勝進出を狙った聖望学園に5-1で大勝し、2年ぶり16度目のファイナルに駆け上がった。11月14日の決勝(14時5分・埼玉スタジアム)で昌平と顔を合わせる。両校による決勝対決は5年ぶり2度目で、当時は浦和南が逆転勝ちし、17年ぶり9度目の優勝を果たした。
両チームとも手堅く、慎重な試合運びに徹してきん差の勝負が予想された。しかし浦和南が前半の早い時間帯に先手を取ると、たちまち3連続ゴールを奪う一方的な展開となって主導権を握った。
前半8分にFW石川慶(3年)が決定的なシュートを外して先制機を逃した浦和南だが、14分にMF濱口陽央(3年)のミドルシュートがバーに当たってゴールイン。26分には相手DFのハンドで獲得したPKをプレースキックの名手、MF伊田朋樹(3年)が沈めて2点目を奪い、35分にもSB橋本優吾(3年)の左からのクロスを石川がスルーした後、伊田が中距離弾を蹴り込んだ。
▽第102回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第102回全国高校サッカー選手権埼玉予選