河南、前回王者の大冠を下し初戴冠

優勝を果たした河南イレブン

 第2回大阪公立高校大会は12日、J-GREEN堺で決勝を行ない、大冠河南が対戦。前後半に1点ずつ奪った河南が2-1で勝利し、参加した116校104チームの頂点に立った。

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 公立高校サッカー大会は公式戦がない冬場を利用し、選手のモチベーションアップやインターハイ予選に向けたチーム強化を目的に昨年度からスタート。予選リーグを経て、決勝トーナメントを行なうことで多くのチームが公式戦さながらの緊張感を持った試合に挑めることが特徴だ。

 近年は他県と同じく、インターハイと選手権では上位進出を私立が占めている。「インターハイや選手権で優勝するのは公立高校にとって難しい。優勝という物が手に届く所にあることは一つモチベーションになった」。大冠の主将MF2佐々木來夢(2年)が口にした通り、タイトルを身近に感じることができると練習に取り組む目の色も変わる。

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▽第2回大阪公立高校大会
第2回大阪公立高校大会